何のために凍結をするのか?
未婚女性の卵子凍結について賛否両論あることは理解しています。 私としては個人の選択の自由なので賛否することではないと思っているけれど、私なりにどうして卵子凍結をすることを決めたのか共有します。 未婚女性の卵子凍結は社会的適応卵子凍結と言われ、
代表的な懸念点をあげると:
- 健康な女性に排卵誘発・採卵を行うため、これに伴う合併症の生じる可能性がある。
- 卵子を凍結保存しておけば、将来必ず妊娠が成立するという確実性はない。
- 高齢で妊娠するとハイリスク妊娠(妊娠中にいろいろなトラブルが発生しやすい妊娠)の可能性がある。
- 自由診療となり高額な費用がかかる
などがあり、上記を理解した上で自己判断する必要があります。
未婚女性の卵子凍結=将来への保険・オプションという言葉をよく聞きます。
*それってどういう意味なのか?*って考えてみると、これからは年齢だけの理由ではなく自然妊娠をすることが更に難しくなっていく可能性が高い気がしました。
女性の社会進出に伴う晩婚・晩産化に加えて、食生活などの変化によって体格が良くなり、 初潮年齢が低年齢化している一方で、出産回数が減少していることで子宮内膜症や子宮筋腫などの病気が増えていることも確認されています。
実際に少子化が進む中で今や14人に1人が体外受精で産まれてきている状況(2021の データ) ”不妊”ということについて、妊娠適齢年齢を超えた女性だけではなくすべての女性が向き合う時代です。
それから、子どもを持つ人生を希望するのか?持たない人生か? 正解はないし、そんな簡単に決められないし、一人で決められることではありません。 社会で言われている適齢年齢が来たという理由で、その時に決められなくてもいい。それに今は色んな家族のかたちがあって”親”の定義も一つじゃない。ただ女性として産まれてきた以上、嫌でも向き合って付き合っていかなくてはいけない部分について、少しでも知識を増やして自分の体を理解してあげることで、自分が生きやすい状況を作っていくことにもっと関心を持っていいし、 欲張っていいと思います。
今回卵子凍結をしたことで、゙私は自分の妊孕性(妊娠するための力)に向き合うことができてそれは大きなメリットだったと思っているし、自分の体を理解することができたことで、精神的に安心することもできました。
おそらく女性ならほとんどの人に経験があって理解してもらえると思うのですが、女性ホルモンの悩みって精神的な部分の影響が大きいから、自己を理解すること( self awareness) はものすごいパワーになります。
何度も繰り返してしまうけど、最終的には個人の選択によって自由に決めること。
メリットもデメリットも理解したうえで、すべての女性が今の自分にとって最善の選択をしてポジティブに生活することができたらいいなと思います。


